悪口
最近気をつけている事があって。まぁタイトルの通りなんですけど。中学の時は。ひねくれ者でして。メビウスの輪並みに捻れてました。色々あったんです家で。「大した事じゃねぇぞそれ」って言われる事なんだけど。その時は重大な出来事でした。今日はその話じゃないんでパス。
そんで当時身についたのは人間観察。学校での一日中特定の人を見ていたり。面白い人(個性的な癖とか持つ人。)はこっそり同じ動きしてみたりと。真似するとそのクセの良し悪しが分かって。「ああ〜あいつこんな事してるから。こういう時困るんだろうなぁ〜。」ってボケェ〜ってした顔しながら考えてました。まぁそんな事してるわけで。クセだけでなく。性格や口調にもパターンがあるなぁなんて。
中学生な訳で。「ちょっとでいいから目立ちてぇ。」なんて。そこで考えるわけです。何したら目立つか。と。友達に面白いおもちゃ買うやついるし。つーか金ないし。勉強で目立つのは無理と決めつけてたし。と選択肢の中でバチこりハマったのが。「あ。悪口言おう。」と。目立たないグループ。陰キャラ。そう呼ばれるような奴らが集まって悪口ヤンヤヤンヤ言ってたのを見て。思いつきました。
言い始めるのに何も苦労しませんでした。心の中に周りの人の情報が元々沢山あって。使わないと思ってたガラクタみたいなもん。使えるってなったら若干報われた気がしました。性格フォルダの中の良いと悪いから悪いクリックして。口から送信。そんな感覚です。まぁ言いすぎたらただの嫌なやつなので。褒めたりしてた。...ハズです。よね？。
音立てて給食いただく奴。ぶちゃいくが言った絵空事。他人がやった道理から外れた行動。1日1悪って感覚です。あ。別に悪口言うことをカッコいいなんて思っちゃいません。ただ目立ちたかった。ちょっとだけ。今から見たら粋がりたくて必死だったなぁ。女子と話せてスポーツ出来るあいつらのグループが羨ましかったんだよなぁ。思い出深かしです。
ちなみに僕は嫌いな奴には直接言いましたが。信用されるために。悪口言いたい奴と1番か2番目くらいに近しい奴に言ってました。なんとなくですが。心理学的に結構強い方法らしいっす。流石。
https://adv.yomiuri.co.jp/ojo_archive/tokusyu/201406_1/201406_1_toku3.html
ちなみに悪口言う奴は正直。って研究結果もあるらしいです。ありがとうございます。
そんな訳で悪口にはちょっと反応してしまうのですが。結構転校してる俺からしたら悪口ってレパートリー無いなぁとか。同じ事言ってんなぁって感覚です。悪口は良いわけありません。
十人十色。才色兼備な奴。月とスッポンで。そりゃ合わない奴だっています。仕方ないです。悪口のなんて基本妬み嫉み僻み怨みの順で言ってる事が多いです。恐らく。羨ましいから。自分が持ってないモノはキラキラしてとても麗しかったり美しかったりするものだから。美麗で綺麗だから。悔しいんです。だって欲しくても手に入らないのだから。
最近は意識して。友達にしか友達の悪口を言いません。他人への悪口はもう裏表無しの悪口です。でも友達には悪口ではなく。ボケだったり冗談として捉えてくれるのです。愛情持って悪口を放ちます。本人が真剣かそうでないかで。言われた後は変わるけど。悪いクセの事しか言いません。僕は。良くなって欲しいから。烏滸がましい事です。でもお節介だから仕方ないね。
愛のある悪口は別として。悪口は言う方。言われた方もドM以外メリットは無いです。悪口言った後の虚しさたるやもうアイスクリーム落としたようなもんです。ジャモカコーヒーとか。悲しくなる。最近そう感じますわ。程よく友達。先生。その他諸々から距離置いて見たら意外と面白いかもしれないです。
SNSでは。現実よりも悪口が書き込ませています。友達のTwitterにももちろん。そんな事言ってやるなよ。って。そうすると。じゃあお前もさ〇〇の事とかさ〜って言われそうで。怖い。変な抑止力が出来上がってる気がしてならない。口で発した言葉は言霊にはなるかも。けどさ。大体が消えゆくもんでしょ。SNS消えないんだぜ。簡単に悪口残しちゃっていいの？。自分の身体に人の悪口タトゥーしてるようなもんだよ(違うかも。)って。言うなら本人に。その方がちょっと楽です。きっと。
そんな事普段から考えているからか。最近人と話すのも億劫です。
人の悪口で。嗤うやつは気づかない。嗤われていることに。そんなもんです。
